魂込めたモノづくり
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抜型づくりに、終わりはありません。
ゴムの厚みや硬さひとつで、打抜機の稼働スピードが変わり、
お客様の作業効率と生産性に大きな違いが生まれます。
型一つひとつ、すみずみにまで、大創ならではのノウハウをちりばめて、
お客様のもとへとお届けしています。
私たちは、抜型だけを見るのではなく、その先にいるお客様のことを考えながら、「お客様にとっての一番良い型」を追求しています。
パートナーとしてお付き合いを重ねる中で、お使いの打抜機の特性や、作業者の方がやりやすいと感じる仕上がりを把握し、抜型づくりに細やかな調整を加えています。
抜型の工場には、トントンと規則正しい木槌の音が響きます。
型に対して、真っ直ぐに刃を打ち込む、修練を要する技術です。
その前工程では、高精度自動刃曲げ機の「A・BENDER」が
次々と自在なかたちに刃を加工していきます。
人にしかできない熟練の仕事と、自動化と高速化を叶える機械技術。
その両軸が、大創の抜型づくりを支えています。
刃をきれいに並べ終えたら、その刃先に、ほんのわずかだけ切れ目を入れていきます。
刃の隙間を空けることで、加工の途中で段ボールが分離してしまうのを防いでいるのです。一つの刃に対して、小さなキズを数カ所ずつ付けていく。見えない手間が、お客様の生産性を支えています。
水圧を利用して、高精度にスポンジ・コルクをカッティングできるウォータージェットカッター。きれいに刃物の厚み分だけを逃がした状態で、鮮やかにゴムをカットしていきます。
国内屈指の設備力と、それを駆使するノウハウは、大創の大きな強みとなっています。
いくら美しい型ができても、きちんと箱をつくれなければ抜型としての用をなしません。
私たちは、抜型ができあがると、実際に紙を打ち抜き、実際に箱を組み上げたうえで、最終チェックを行います。お客様に、確かな品質の型をお届けするために欠かせない、最後の砦となる工程です。