<2022年3月1日更新>

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小さい屑を落丁(ストリッピング)で取り除くための課題
打抜き機(トムソン機)には、紙や段ボールを打抜く工程だけではなく、打抜いた後工程で不必要なシートを取り除く落丁(ストリッピング)の機構が装備されている機種があります。
面積が大きなクズであればあるほど、落丁機構で使用する治具や型(以下、落丁型)に手を加えずセットするだけで、比較的安易に取り除くことが出来ますが、特に小さなクズに対しては何かしらの手を加える必要が多々あります。

弊社には落丁型に使用する「ADダック」という材料があります。ADダックは落丁型のメス型部への取り付けが必要であり、またADダック自体の大きさがあるため、小さいクズへのアプローチでは配置等の条件が必要でした。
フォークステン方式の提案

今回、小さなクズや取り除きづらいクズに対して、有効な方式を開発しました。
PPフィルムと先端部と尖らせた材料を用いての方式となり、名称を「フォークステン方式」と呼びます。

現在までの実績として、5Φのクズを完全に取り除くことができました。
また、8Φのクズ穴とトンボ穴のクズ108箇所(7,000回転)や、15Φと20Φのクズ穴160箇所も完全に取り除くことが出来ました。
ご納入させていただいたお客様からは「諦めていたのでビックリした」というお声もいただいております。

フォークステン方式は板紙に対して特に有効であり、数多くクズ穴がある場合に効果も発揮します。
数多くクズ穴があり、下ピンを用いてセットされる場合には、セットに掛かるコスト(セット時間)が不要となります。
フォークステン方式のメリット
通常はカス取りピン(下ピン)を使用して上下ピンでカスをホールドし、メス板層から降下時にカスをリリースするので、下ピンは必須になります。
ですが、機械備品の下ピンの数量が限られており、対応できる個数は限定されます。
それ以上は下ピンを追加で購入するか、クライアントに無理を言ってカス付きで納品を
お願いする他ありません。
参考記事:落丁(ストリッピング)のカス取りピン(下ピン)セット時間を短縮するためには? ~生産性向上の取組み~
「フォークステン方式」は弊社特注の部材を使用しておりますので通常の落丁型代よりコストアップしますが、
セットに掛かるコスト(セット時間)を抑えて生産時間を伸ばす事ができます。
型代のコストより時間短縮で費用面でプラスになる事もできますし、
機械オペレーターの負担が軽減されます。
又、フォークステン方式は構造上、オス板部にテンションが掛かるので穴の個数が
多くなる程マシンパワーが必要になるのでご検討の際はご相談下さい。


最後に~フレキシブルな落丁型を提供~
今回は、フォークステン方式をご紹介しましたが、弊社にはADダックなど、その他にも落丁機構に対する商品を数多く取り揃えております。
フォークステン方式だけではなく、ADダックとフォークステン方式を組み合わせた落丁型など、フレキシブルでご使用いただきお客様により満足いただけるものを今後もご提供してまいります。
落丁のクズ除去でお困りの方は一度ご相談ください。
弊社では5種類のフォークステン用の部材を4工場で常備しております。
小さな箇所、丸穴、トンボ穴などのクズを除去でお困りでしたら、是非、弊社までご連絡下さい。
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