抜型・トムソン型・打ち抜き資材の大創株式会社

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2021/12/03

DAISO today

大創ミッション塾スタート!-①- 創業者の想いが詰まった 大創の創業理念

大創株式会社は、創業50周年を機にミッションブックを作成し、第2次創業を目指すべく、毎月勉強会を行っています。それを元に社員が会社と自部門、仕事について語るシリーズを企画いたしました。

第1弾は、大阪本社に拠点を置く経営推進室のメンバーから、大創の歴史と創業理念について、弊社社長・大塚に対話形式でお話を伺いました。
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[大塚 社長(大塚)]
 
●仕事と業務の紹介

張:こんにちは!経営推進室の張です。大創に入社して14年目、今はマーケティングと広報を担当しております。
今回は、弊社社長であり、大先輩でもある大塚社長から、大創の創業や歴史について詳しくお話を伺いたいと思います。
よろしくお願いいいたします。

 
[経営推進室 張(張) 社員]
 

●28歳の青年が立ち上げ、今年50周年を迎えた 大創の創業について

張:私は大創に入社して14年になりますが、その倍以上の歴史がありますよね。今年で50周年を迎えた大創ですが、創業当時について教えてください!

大塚:創業者の大塚攘治(現会長)が1971年、東大阪市に「大塚木型製作所」、後の大創株式会社を設立しました。元々打ち抜き加工(トムソン加工)の職人として勤めてましたが、当時28歳で、「必ず成功する!」という強い思いで独立されたそうです。

●数々の倒産危機を乗り越えて

張:今の私より、もっと若いころに創業されたとは、その行動力にすごく驚きました。
起業してから、会社どのように成長してきましたか?
 
 
[創業者 大塚攘治]
 
大塚:やはり最初は順調ではなかったようです。
製品の開発費用や資金集めに大変苦労したと言われました。それでもあきらめずに製品の開発に取り組み、今や従業員120名の規模の会社まで成長することができました。

張:雇用を守るのも大変だったと聞きましたが。。

大塚:資金面で苦しかったので、そうですよね。でも雇用を守るため、創業者は多くの方々から協力をいただきながら、会社を守ってきました。数々の逆境を乗り越えて、創業から10年以上、1982年にはその情熱は実り、弊社主力製品「Gテープ」が誕生します。

●主力製品Gテープの開発と定着まで

gtape張:Gテープは、パッケージの折れ精度を向上させる「溝切りテープ」として、今や打ち抜き加工では欠かせない製品です。
開発当時では画期的な発想で、世界に先駆けてガイド(ロケーター)付き溝切テープだと聞きましたが、開発までいかがだったでしょうか?

大塚:開発当初は、数えきれないほどの失敗と試行錯誤を繰り返す日々で、不良品も山積し、開発費用も負担になったと聞きます。先輩からは徹夜の作業が続いたと聞きます。

張:会社の経営を維持しながら、新製品を開発して世の中に送り出すまでは大変だったのではないでしょうか?

gtape大塚:そうですね。周囲からは完成品になる見通しが立たない開発当初のGテープを見て「これ以上の開発はやめたほうがいい、会社が潰れてしまう」と言われたりしたそうです。しかし、創業者は「必ず成功させる」と強い想いを持って開発を続けてました。
創業してから11年目の1982年、遂にGテープの開発に成功しました。
1984年には展示会に出展して大きな反響をいただき、お客様のニーズに合わせてラインナップを増やしてきました。
1991年には、もう一つ大きな発想が実り、反対側から押しスジを入れる「Gタイプ(逆罫)」をリリースすることになります。最近では、額縁タイプや、12mm幅タイプなどの今や180種類以上の規格品から特注品まで、おかげ様でお客様の現場で活躍する必需品になりました。

張:本当に今は種類もたくさんあって、色んなタイプがありますよね。入社当時は、覚えきれないほどでした。

大塚:お客様のニーズに答えてきたからの結果となります。「お客様のために」という想いは創業の時から今までも受け継がれているもうひとつの精神ですね。

●創業理念「人間学の経営 夢企業の実現」

張:創業理念で「人間学の経営 夢企業の実現」となりますが、どのような意味が込められているのでしょうか?


大塚:創業者より受け継がれた創業理念になります。
大創の最初の経営理念として、「雲竜のごとく、人財の大創」という言葉を使われていました。
竜が雲を呼び起こし、気流にのって大きく空へ上昇するように、一人ひとりが主人公であり、雲竜となり、想いを同じくする者たちと共に大きく世界へ飛躍する、との意味です。
この精神を受け継ぎ、人財を大事にしなががら、それぞれの夢を実現させる、との意味をこめて、「人間学の経営 夢企業の実現」に凝縮させました。
 
張:社員一人ひとりが、強い想いをもって志事に取り組み、夢を実現をすることですね。やっと意味がわかりました。ありがとうございます!

●今後の大創の取り組みについて

張: 創業者と先輩方々の強い想い、また協力してくださっている多くパートナーさま、そしてお客様があって、今の大創があることがよくわかりました!

私は、大創の一員になってから、日々やりたいことに挑戦させていただいております。
今後の想いとして、今あらゆる分野で起きている、「デジタル改革」を、製造業・打ち抜き業界にもっと広めたい!という夢があります。
パンデミックや人口減少などの理由で、国内市場も年々縮小傾向ではありますが、デジタル化がどんどん加速する今は、全世界がもっとつながりやすく、改善や改革をどんどんお取り入れられるチャンスかと思います。なかなか浸透しにくく、難しい課題もありますが、今までの先輩たちがやってきたように、諦めずに挑戦してまいりたいと思います。

創業者の時代からよく「空中戦が大事」と言われてきておりましたが、私がいる経営推進室は、空中戦に特化した部門です。
今後もお客さま効率化と業界に貢献できるように、役割を全うしてまいります。

パッケージや打ち抜き加工で何かありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!
 
 
 
●今回コンテンツを企画した部門
・部署名:本部 経営推進室
・メンバー:4名
・主な業務内容:マーケティング、インサイドセールス、広報、SAKURAおよび自社RPA開発運営
 
 
大創の取り組み
https://www.daiso-net.com/about_daiso/approach/
抜型・打抜き加工に関するお問い合わせ
https://go.daiso-net.com/inquiry

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